いや~、現場は面白い!
先日WEBムービーの撮影に立ち会った。
コンテに沿って、シーンごとに撮影していく。
台風接近中ということもあって、天候変化を読んで段取りを変更したり、
撮影場所を入れ替えたり、セリフを出演者と話し合いながら変更したりと
とにかく現場は臨機応変に対応していく。
朝から晩まで、ランチ休憩を挟むが、移動を除いてズンズン撮影は進む。
各シーンで数テイクを取り直しても出演者は疲れも見せずに
元気いっぱいに演じてくれる(さすがだ!)。
私といえば、出演者を和ませようと冗談を言ったりして。
(まあ、そんなことしかできないが)
もちろん現場では、カメラマンが撮影し、監督が仕切る。
私は、後ろで控えめにクライアント目線と視聴者目線のバランスを案じつつ
たまに意見を申し上げるのである。
あくまで、基本は追加予算が発生しないように(苦笑)。
要は「やわらかい右脳」と「理詰めの左脳」ですね。
しかし思うのは、現場に「熱意」や「想い」がないと、
制作物としてデータ化された映像は、生きてこない。
出演者、カメラマン、照明、音声、監督が一丸となって
その瞬間瞬間に集中してこそ「人の心」を動かすのである。
もちろん、優れたコンテがあってこそだが。
いや~、現場は面白い!
いい「画」が撮れたと思うので、編集が楽しみだ。